<<       ラモーンズ後期の作品の真相 | main |      1979年、自分は何をやっていたのか? >>

     愛情しか感じない最高の写真

2016.05.31 Tuesday
JUGEMテーマ:ROCK







やっとブログを書く余裕ができました。ご無沙汰しちゃってすみません。FACEBOOKには「1年前のあなた」の様子が時々現れる残酷さ。なぜ残酷って・・・去年の今頃はUFOを探しにロズウェルを走ってましたから。 でも「ああ、アメリカ大陸を走りたい」(泣)という思いを振り切りながら頑張っていたら5月19日のジョーイの誕生日に素晴らしいプレゼントがロンドンから到着。今日はこのことから書こうと思います。


ラモーンズの元マネージャー、ダニー・フィールズがリリースした写真集【MY RAMONES】がジョーイのバースデイに届きました。ボックスを開けるとダニー・フィールズのサインとシリアルナンバー入りのポート・レートが丁寧にパラフィン紙に包まれて登場。これだけで、もうテンションは相当上がった⇧⇧⇧わけなんだけど、中を見るとそこには彼のラモーンズに対する愛情がどっさりと詰め込まれていたのです。



黒地にピンクの文字、ハード・カバーという装丁からはもちろん、キャプションの言葉やコメントが、ただ日付けを思い出して書いているだけじゃなく、メンバーに対するその時、その時の気持ちや、細かい様子が丁寧に書かれていた。パラフィン紙に包まれたサイン入りの写真といい本の装丁も編集者の熱意やセンスも感じられ、いちいち目頭が熱くなった。これまでラモーンズのビジネス周りでは完全にスルーされてきたジョニー・ラモーンの言葉「ラモーンズにとって一番大事なのはファン」という部分をやっとこの写真集から感じることができたのだ。


【MY RAMONES】というタイトルをつけるくらいだから「そうゆうこと」だけど、その僕のラモーンたちへの愛が、私たちファンにはストレートに届く。そこがプラスに興じているならOKってこと(笑)。むしろマネージャーがそんなに彼らを好きだったからこそ、この写真集が愛情だらけのものになった。写真からはメンバー間にタフな空気は流れてはいない。海外のファンが私の写真に対しても言う言葉、「ジョニーが笑っている」「カメラマンに手を振っている。この距離感は何?」 という被写体との距離感同様、ダニーを信頼している様子が凄く表現されている写真集だ。


そしてビジネス・ラモーンたちがスルーしてきたもう1人の大事なラモーン、ロゴ・デザイナー、ARTURO VEGAに1ページを使っちゃうダニー・フィールズに拍手だ。彼 (アートゥロ・ベガ)こそ、ラモーンズを最初から最後まで、そしてメンバーが亡くなって自分も逝ってしまう最後までビジネスではなくラモーンズを愛してきた男。彼以外、彼以上にこんなにバンドを愛した奴はいないだろう。その大事な部分をダニー・フィールズは分かっていた。(他の愛情もあったかもだけど w )




そうした、現役時代の大事なことを2016年に知るのは凄く難しい。でも、こうやって写真が出てくると、彼らの魅力はもちろん、同時に大事なこともわかる。家族でも関係者の証言でもなく大事なのはバンドと時間だ。ジョニーやジョーイが辛くても踏ん張って活動してきた時間のこと。リアリティの最も大事な部分は1974年から1996年までにある。この時間がなかったらラモーンズの価値は2016年にロゴが1人歩きするほどのパワーを持つことはなかったし「レジェンド」とリスペクトされることはなかった。続けていくのは簡単じゃない。25年ぶりに登場して活動を再開し、来日することができた彼もそこを分かっていてほしい。


バンドがいないので仕方ないけれど、こうやって愛情をしっかりと形にしてくれた本の登場は嬉しかった。写真を撮る側の人間としても、写真の力を感じた。ライヴ写真はいまいちだけど(笑)、大事なのはテクニックじゃない。撮っておいてくれてよかった。出来ることは今やろう。そうゆう思いからファン・クラブの会員をニューヨークとLAに連れていくことを私も決めたわけです。この写真集はその気持ちを押してくれた気がしている。



ダニー・フィールズに会いにいっちゃおうかな〜? 会ったことあるけど。楽しくていいおじさんなんだ。ジョーイがそんなダニーの名前をタイトルにした「ダニー・セイズ」を聴きながらもう一度眺めよう。Special big Thank you for Danny Fields.















 


            

スポンサーサイト

2017.11.24 Friday

  • Author : スポンサードリンク
  • -
  • 00:04
  • -
  • -
  • -
  • -

            
コメント
これはバンドの大切な部分が凝縮された写真集でした。写真を撮っている自分にも衝撃で、、、人間対人間なんだなと考えされられました。

バンドの内側を暴露した、とか、ロゴの商品化とか、そんな話だけじゃない、カッコいいRAMONESをたくさん見れます。さすがダニー・フィールズだなぁ、と。本当に嬉しかったです。

Audreyさんも同じ部分に共鳴しそこを理解してくれた。ありがとうございます。^ ^
  • ユキ
  • 2016/06/21 4:04 PM
ユキさんの文章読むだけで泣ける ....
バンドの大切な部分が伝わる素敵な写真集ですね。
ARTUROの写真も良いです!
  • Audrey
  • 2016/06/20 10:31 AM
コメントする









calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
2008JUGEMキャラコングランプリ
キャラクターデザイン:磯崎洋助/「おしゃれひつじ」