三島クン

2017.12.07 Thursday


 

 


昨日、カメラマンの三島クンとお別れをしてきました。そのことについて、ブログに書くなんて失礼かとも思うけど、書きたい気持ちがあるから、正直に書こうと思う。

 

 

三島クンと私は特に親しい友だちでもでもなかった。お互い写真の本を出していて編集者が浅原さんだったから一度飲んだことはあるんだけど、現場では三島クンに限らず、私はあんまりカメラマンとはつるまない。和気あいあいと仕事するのが好きじゃない。でも写真を見るのは好き。写真でつながる人とは繋がる。そんなある種「ひねくれ」なので、距離でいったら近くなかった。それなのに、食道癌との戦いが終わってしまった三島クンとのお別れはどうしてもしたかったし、無念の思いが湧き上がった。それは。一番キツイ現場と時間を共有していたからだったのかなと思った。

 

 

私と三島クンは、夏フェスで千葉のマリンスタジアム担当だった。私たちは雑誌の取材で撮影を任されていたけれど、カメラマンの居場所は屋外のアリーナに入るゲートの下だった。エアコンもなくカメラを置く場所も埃まみれ。日陰でもずっとそこにいるとみるみる体温が上がっていく猛暑の中で仕事をしていた。ふたりだけ。私はいつも2リットルのペット・ボトルを2本持って行ってたけれど、三島クンはいつも500mlのペット・ボトルを飲んでいた。「それっぽっちじゃ、熱射病になっちゃうよ?」と普段は話しかけないのに、夏は饒舌で余計なことを彼に言っていた。ひょろひょろと、どこかふわっとした風貌の彼は、水をあんまり飲まなくても普通に丈夫に見えた。ずっと何年かそんな感じで毎夏顔を合わせていた。でも今年は私ひとりだった。過酷な仕事を共有する仲間がいなくなって少し寂しかった。三島クンは入院していたのだ。

 

 

そのうちに、三島クンと親しい仲間のカメラマンが『SQUAD』という雑誌を発表した。写真を紙で表現し残した。素晴らしいアクションだなぁと素直に思ったけど、それが発表された時、その雑誌は三島クンの治療費をサポートする援助のための写真集になっていた。本当はもっといろんな表現をみんなこの雑誌で爆発させることが目的だったんだと思う。その発刊記念の写真展を見に行き、私はTシャツをこっそりと購入した。そうしたらカメラマンのテッペイ君に「なんでTシャツ買ったこと、本人に知らせたらだめなんですか?  心配してたことも本人に言ってほしい」と言われ、最初はためらったけどメールした。ついこの間のこと。

 

 

三島クンから返事がきた。「今年も(夏フェス)厳しかったんでしょ?  現場に早く戻りたいです。焦る気持ちを抑えなきゃと思ってる」と。だから「私たちは夏、だいぶ頑張ったからゆっくり休む権利があるよ。焦るのは治ってからでいいんじゃない?  今は休む時だよ」みたいな返事をした。それが最後だった。音楽を聴くのもしんどかったらしい。

 

 

お通夜に行ったら、写真がたくさん飾られていて本当に救われた。表現したいものを残して、ちゃんと見せて(写真は見せてなんぼのものだから)、そっち側からのアプローチがあったから救われた。写真が並んでなかったら、寂しそうなご両親の姿にまいってたと思う。他にも彼が撮った写真はたくさん残されていてお別れ会の会場にもおいてあった。仲間の雑誌の2号目でちゃんと世の中に出して欲しいなと思いながら見た。そこには欲も不要な理由もない純粋な表現が掲載されるはず。それを見たいと思って。だから写真が残っていて本当によかったと思った。撮っている方はあとのことなんてまったく考えていないんだけど、それでもなぜかほっとしている自分がいた。写真は撮るこっちの手を離れたら意味も理由も変わってしまうんだなと思ったけどそれでいんだなとも思った。

 

 

何を言いたいのか。私の勝手な思いだけを書きたいので書いてみた。現場に戻りたい気持ちを抑えていた三島クンには撮りたいものがまだあったはず。でもこっちでは過酷な撮影を頑張ってきたんだからもう休んでいいと思うし、音楽だけならそっちのラインナップも豪華だと思うから、思う存分撮ってください。お疲れさま。R.I.P.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

     25日の『Power Rock Today』聴いてくれてありがとう

2017.11.27 Monday

 

 

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 


週末は『メタル現場主義』でも被写体になっていただいた伊藤政則さんのラジオ番組『Power Rcok Today』にゲストとして出演させてもらいました〜。放送を聴いてくれたみなさま、本当にありがとうございました。「相変わらず声でかい」と言われ、本の対談の続きのような暴走トーク(私)だったけどめちゃめちゃ楽しかった ! !  伊藤さんからは、ヒプノシスをオマージュして撮った写真の感想はメールで聞いていた。でも本の感想を聞くのは、昨日が初めてでワクワクドキドキしてました。

 


でも。。。

 


先に書いてしまうけど、トークが終わった瞬間の感想は「唸る」でした。伊藤さんの話術に。そんなの失礼だろ、当たり前だろ、と言われるのはわかっているがやはり書きたい。本の取材の時もそう思ったけれど、相手を立て、言葉をひきだす話術にシビれた。『メタル現場主義』の中身を的確にピックアップし、私自身と本の内容をリスナーが理解できるように「立体化」してくれる。そんなマジックみたいなトークが目の前で繰り広げられるていく。

 


そして初めて聞く本の評価「アツい本」「面白い」は素直に嬉しかったです。100点の答案用紙を受け取った生徒の気分で「やったぁ」と両手をあげてました、ブースの中で(笑)。ヘヴィ・メタルの世界の第一人者の口からそんな言葉を聞けるなんて、がむしゃらに書いてる時には考えてもいなかったから。私が伝える手段は写真。だけど活字も加えたらカメラマンに見えてたものをさらに伝えることが出来たのかなぁ。

 


伊藤政則さんは、被写体としてもそうだったけど、取材現場を誰よりも知っているし見ている。そしてそんな現場を楽しんでしまうところもロックだなと思いました。ミュージシャンよりも被写体として主張があるというか。撮影って撮り終わった時、(この人また撮りたい)と思う・思わないがあるけれど、また撮ってみたい。それはクリエイティブな匂いがして面白い画が出来上がりそうな予感がするから。

 


そんなわけでトーク後の記念撮影。本の中でSTEELHEARTのミレンコが最初に「ハグした方がコミュニケーションはうまくいく」と言ってたけど、被写体との距離感同様、トーク後にも距離感は変わる。伊藤さんも最初に「いつもの感じでいいからな」とか「ここっていうポイントは何度話してもいい」とアドバイスをくれた。もう先が見えているのだ。相手あっての仕事をしている私も見習わなければ。なぜなら、もし撮影がトークのあとだったら、表情は間違いなく良くなっているはずだから。コミュニケーションのプロセスは同じということ。

 

 

 

 

それにしても、80年代の編集部時代、自分は当時の『ROCK TODAY』のページ担当で毎週収録現場にくっついて行っていた。プレゼントで当選した人のハガキやプレゼント受け取って発送したり、オンエアーされた曲を書いてまとめ、毎号広告ページを作る担当だったから。もっとも自分の仕事はお菓子食べながら、収録現場で番組を楽しく聴けて幸せと思ってただけの呑気なラジオ好きだったけど。あれから30年経っても伊藤さんはまだ喋って発信している。本当に凄いことだ。そしてツバキハウスで遊んでいただけだし、どんな表現が的確かわからないれど卒業生(自分)で良かった。いろんな意味で楽しくて奥が深い土曜の夜でした。

 


私も頑張ろう。私の双子(2冊の本)のプロモーションはまだまだ続きます。たくさんの人に読んでもらえるように頑張ります。引き続きよろしくお願いします。伊藤さんの番組『Power RoCk Today』はRadikoのタイムフリーで今週中はまだ聴けます。良かったらぜひ聴いてみてね。しっとり大人な雰囲気で話す柴田さん(Anthem)の次の26時26分頃に、でかい声で登場です。。。あぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

   『Thank you RAMONES』のトークショーは内容が貴重すぎ

2017.11.24 Friday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

 

 

韓流原稿を無事に書き終え、堂々とブログを書けますなう(笑・仕事の原稿書いてからブログを書きましょうってことね)

 

 

さて『メタル現場主義』の楽しい3時間トークショーの翌日は、レンガの壁を延長して12月10日まで飾ってくれる池袋ジュンク堂の9階フロアーで『Thankyou RAMONES』のトークショーでした。

 

 


ラモーンズに関しては、ルードギャラリーでのトークショーの諸星さんもそうでしたが、基本、今私自身が話をうかがいたいと思っている人たちにお願いしている。自分の記憶も曖昧になってきている55歳の現実(ボケんのか? )

 

 

聞きたいことはまだまだどっさりある。自分の知って居る記録(記憶)を、トークの相手と話をしているうちに蘇らせたり時間を共有したいのです。簡単に言えば「ああ、あの時ね」って言いたい。そうしなければ、私の気持ちはまたアウトプットしていくばかりで、空っぽになってしまうんじゃないかと思って。だからフジロックでおなじみのプロモーター、SMASHの小川さんにお願いしてみることにしたのです。そしたら案の定、まわりから言われましたよ(笑)「遂に小川さんまで引っ張り出した」って。

 

 


そう。「あの小川さん」なのだ。えらい人なのだ。1988年からバンドが終わるまでラモーンズを担当していたのがSMASHの小川さん。どうしても聞いておきたかったんです。聞きたい気持ちが勝っちゃって「NO」と言われたら諦めればいいと思っていた。それで図々しく(毎回、図々しいんだが…)お願いしてみたら、ラモーンズ・ファンに親切な小川さんは「思い出せるかなぁ」と言いながらOKをくれて実現したのです。

 

 

ここから書く話はおもしろいよ〜!? 私も知らなかった実話が出る出る、あるある。後半に行くにつれて加速する感じで、3時間はやりたかったが、さすがに小川さん相手にそれは頼めません。改めて前日の増田くんありがとう。さっそく...

 

 

※質問するの嬉しそうだし左のめり(笑)  photos by Tsugio-kun. 

 

 


実話1 : ラモーンズは、「車の渋滞が嫌だからって、川崎のクラブチッタまで東海道線(電車)で行ってた」そうです。しかもジョニーは「快適だ」と言ってたらしい。びっくり。私も帰りだけはCJと電車で帰ったことはある。サラリーマンと一緒にホームに並んで電車に乗った。終演後の汗だくのファンは、ホームで自分の前に並んでるのは本物のCJラモーンなのか!? と呆然としていた様子が面白すぎて今も忘れられません。「なんで電車? いや、違うよな? やっぱ本物?」とか言いながら(笑)

 


小川さんにしてみれば、思い出したことをたださらりと言っただけだと思うけど、セリフのひとつひとつがファンからすれば黄金の語りなのである。私の頭の中は、川崎駅から革ジャンでチッタまで歩く「私らと同じじゃん」な行動をするラモーンズの面々が浮かび想像しただけで面白かった。きっとチッタの前で当日券待ちのファンにつかまっただろうけど、せっせとサインしてそうだなとか。川崎のあの商店街の中のあそこの道を歩いたのだ。NYの街を歩くラモーンズの写真は何度も見たことあるけれど、川崎駅から改札通って歩いていく4人のラモーン・・・・シュール。唸る。

 

 

 

※ジョーイ、切符入れ忘れたりしてそう...

 

 

 

さらに小川さんの黄金トークは続く。実話2 : 90年頃、楽屋はジョーイと他の3人の部屋と2つに分かれていたんだけど、「ご飯は確かリハーサルのすぐあとに食べてたよね?」「そうです(by 私)」で、小川さん曰く「ジョーイの部屋に出前を運ぶとジョーイから「ジョニーって何頼んだの?」と聞かれ、ジョニーからは「ジョーイは何頼んだの?」って聞かれてさ。もうおまえら何なんだよ!?  そんなに気になるなら自分で聞けばいいのにって思ったよ」にファン大爆笑。みんな目をきらきらさせて聞き入ってました。と、書いてる自分が「前のめりですっげー楽しそうに小川さんに質問投げてましたね」と言われたが(笑)  だっておもしろいんだもん !  

 

 

※写真はイメージです。でもだいたいこんな出前をお箸で食べてたよ。

 

 


実話3 : マーキーの懺悔部屋?  アル中で一度首になっているマーキーは88年に急遽バンドに戻り、そこからはラモーンズのメンバーとしてツアーを続けたが、一度だけ「教会へ行きたい」と言われ港区の教会につれていったことがあるそう。「少し待ってて」と言われた小川さんは車で待っているとしばらくしてマーキーはリラックスした表情で戻ってきたそう。そのことに関して小川さんは「きっと気持ちを落ち着かせたかったんじゃないかな?」に対して私「いや、違うと思う。ホテルの部屋にあったミニバーのお酒のんじゃったんだと思う。それでこのままでいくとまたヤバイと思ってリセットしに行ったんだと思う」と憶測を返したりの妄想キャッチボール・トーク。結局「そうかもね〜」でまとまったけど、こんな私よりも至近距離でしかも立場はファンじゃなくビジネスの相手として信頼しているからこそのやりとりの一部を語っていただき、集まった人たち+立ち見(でごめんね)の皆さん、大満足でした。

 

 

※写真はイメージです。w 

 

 

 

話は続き、2000回記念のくす玉のことや、ジョーイが釘踏んでそのままにしといて悪化した事件 ( ! ! )とか、引退が決まり今後の仕事を心配するスタッフやメンバーの話も聞けて私が保管していたリアリティはアップデートされた感じ。22年も経ってるからこそ話せる話もある。いろんな角度から話を聞くと面白いな〜と実感できたトークショーでした。小川さんも「ああ、そうだ、そうだ」と後半に行くにつれ思い出してくれてもっと聞けたらもっと思い出してくれそうでした。前列でラモーンズファンの両親と話を聞きに来てくれた、ちびっこラモーンたちの小川さんの話をかきとめていたノートにびっくり。すご〜い。

 

 


休日に池袋まで出向いてくれたSMASHの小川さんには本当に感謝です。ありがとうございました。小川さんは昔エルビス・コステロを担当されていて、ファンを大事にする姿勢をコステロに教えられ、以来、「ミュージシャンが望むことをやろう」と思ったそうだ。これが1995年、12公演もあったラモーンズの公演後にファン・クラブが毎日( ! ! )当時そうポピュラーでもないミーグリをやらせてもらえることができた理由でした。担当が小川さんでなかったら、ラモーンズとファンがあそこまで密になる機会が作れたかどうかわからない。それは本当にそう思いました。

 


実話を知った瞬間、止まっていた絵が動き出すように、現実的になっていく面白さ。諸星さんが語ってくれた京都のライヴ・ハウスの前でタクシーが来なくて豪雨の中にたたずむ4人を、工事用のハイエースを止めて乗せてもらった話もしかり。映画『ナイトミュージアム』みたいに、止まっていた絵や時間が動きだすようでした。それは革ジャンとジーンズのユニフォームで、イメージを崩さないラモーンズだから、想像する作業を安易に出来たとも思う。そのことすら計算されてたのかもと思ってしまうくらい。

 


とにかくラモーンズは他の解散したり終わってしまったバンドと少し違って、ALIVEだ。もちろん音ありきなんだけど。なんかすごいなと思ったトークショーでした。2本のトークショーは、趣向はぜんぜん違ったけど、私的には2本共とても楽しくお客さんと時間を共有できた気がしました。喋りっぱなしだけは嫌なので。足を運んでくれたみなさま、本当に楽しい時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 



            

    やっとブログ書けた! 2本のトークショー終了しました!

2017.11.20 Monday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

 

11月10日の新宿ネイキッドロフトで『メタル現場主義』そして翌11日のジュンク堂池袋店芸術フロア=レンガの壁フロアでのトークショーで『ThankyouRAMONES』のトークショーでした。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました ! ! !   を、とっとと書けよって話です。すみません。m(_ _)m  いや、今回ばかりはブログを書く余裕…全くなかったです。先に書かなければいけない原稿もあり、(実はあと1本韓流コラムもあるが締め切りは明後日)、撮影もひと段落したので、書いていきます。

CJラモーンの日本公演で彼と話したいろんなことも。

 

 

まずは『メタル現場主義』のトークショーのことから♡

 


この日は来てくれたお客さんが暖かかったぁ…皆様、ありがとうございました。旧友・増田勇一君の司会進行が秀逸でさすが ! ! で、私の言葉をぐいぐい引き出してくれました。「トークショー?  いいよ〜」と二つ返事で引き受けてくれるのも旧友「増田君」ならでは。しかも3時間の長丁場。ありがとう〜。

 

 


ゲストで飛び入りしてくれたマーティは、最初「22時じゃ間に合わないかも〜」と別の現場にいたはずなのに、(おそらく? )予定を入れ替えて参加してくれたのです。もう2年近く撮影しているドキュメンタリー映画のクルーも一緒だったので、みんなあの映画に写ってたら記念が増えるね〜(笑)

カットしないでね〜って言っておこう。

 

 

マーティのトークは(テレビ用じゃなく)普段のまますぎてそれもまた彼らしく良かった。だってトークの壇上にいるのに私が以前貸したRAVENのファンジンを「あれ返したっけ?」と普通に喋っちゃってたもん。でもあの距離感が彼らしさ。『メタル現場主義』に書いた素で普通にロックの話ができる相手のままが見れたのでは? 取りかこむ環境が変わっても彼は変わらない。最高ね。本を持ってくれている写真はお願いしたのではなく宣伝に使ってと送ってきてくれたんです。いい人だね。

 

 

 


来れなかった方のために写真の裏話を少し書きます。もう手にとってくれている方も多いけど、1ページ目のご挨拶の写真はレミーでした。あのポーズを「やって」と頼んだんだわけだけど、改めて撮影した写真を全カットを確認してみたら、あのポーズはなんと1枚だけ。次のカットは持っていたタバコをふかしている画だった。そうゆう人だよな、レミーって、と思ったね。あんなポーズ、彼は本当はサービスじゃなきゃやらない人ってこと。それでもレミーのあのポーズは2、3枚はあると思ってました。

本を書き終えた時に、「よくあれだけのこと覚えてるね?」といろんな人に言われたけど、写真を見ると思い出せる。さらに前後のカットを見ると現場を残しているので、その時の空気も思い出す。「この時は、撮られるの嫌いでひとりダルそうにしていたやついたな」とかね。

 


トークショーが終わってからFacebookやコメントなどたくさん受け取ったけど、それを読んでも来ていた人たちが暖かく尚且つ大人でした。その中に「よくライヴ会場でお見かけする人だなと思っていたけど、声はかけられなかった」や「僕は80年代を知らず畔柳さんのことを知らなかった」というものあった。それらを読んで、あ、声はかけてくれてぜんぜん大丈夫ですから〜、怖い顔して撮ってるかもだけどって書いとこう(笑) 「私のことを知らなかった」というコメントには、それはあえてそうしていたからです。このことは初めて書くけど、私は編集部を辞めてNYに行って帰国して東京の撮影スタジオに入社した。けどその時の面接官が「バーン!」の読者だった。だから…もしかしたら私はスタジオを合格できたのかもと思ったっていう話。

 


スタジオ業務は相当過酷。朝から深夜まで続く労働。だからスタジオマンの募集年齢は18歳から25歳までが平均的。当時の私の年齢は29歳。それでも合格できちゃった。面接官に「元バーン!」のスタッフだったことがバレた時、「10歳も下の子たちとコミュニケーションはとれますか? 年下に命令されても働けますか?」と聞かれ「はい。できます」と答えただけで私は合格になった。それはありがたいことだし、自分のキャリアは事実だからいいと思うけど…「元バーン!」じゃなくても合格してたのか?  とは思った。

 

 

だって「元バーン!」の私は、年齢オーバーな上に、まだ撮影のノウハウもつかめないアメリカ帰りの初心者。そして自分の写真の個性も完成していないただのアシスタントでしろーと。それでも「元バーン!」という言葉を使えば私は動きやすくなるんだなというのを知ったけど、それじゃまずい。ハングリー精神で向かっていかなきゃフリーランスとしてあぐらをかいてのスタートになってしまう。そして、そのうちつまずくだろうってこともこの時にわかった。最もアメリカでひとりだったから、肩書きは必要なかった。だから敢えて聞かれない限り「元バーン!」は封印し、スタジオの10代と同じ気持ちでカメラマン一年生になりすましてた。編集者からカメラマンにキャリアアップなんてかっこいい言葉だけど、実がともなってなきゃかっこ悪いだけだしね。

 


今のカメラマンはもっと自分をセルフ・プロデュースするのがイイみたいなご時世だけど、29歳の時の自分は「元バーン!」を封印して、見た人が「この写真かっこいい」って気がついてくれればで勝負したかったっていうのがあったかな。そして、その頃(1992年頃)、ジョニー・ラモーンから「オマエはやれるからファンクラブを運営してみろ」指令が出て、(やってみるか…)と、ぐいぐいそっちに傾倒し、ラモーンズ・ファン・クラブをやっているカメラマンになっていったんです。

 

⬆︎⬆︎⬆︎

 

話をトークショーに戻します。FACEBOOKに「車に乗らないよ〜」と写真を載せた島忠で買った黒いボードは、当日限定の写真やコピーを貼り付けて展示しました。例えばラーズの別カット。あと手書きでレミーの自宅の地図まで勝手に書いた。それから当時どうやって雑誌ができていたのか(って活字にするとなんか社会科見学みたい・笑)とか、紙で印刷する時代だったので、版下という紙に文字やバンドのロゴを手書きで作っていった話などもボードに書いたり、喋ったりしました。あと、NY資金を貯めるためにお弁当を作って行って大野奈緒美ちゃんに売っていたという話もバレた(爆) 何が恐ろしいって増田くんの記憶力。すごすぎる。あの程度で良かった〜(汗)

 


あとイケメン・ベスト10の1位に男性からのクレームが多いですね〜(笑) 女性からくると思ってたら、ぜんぜん来ないので意外と母性本能をくすぐる何かをもっているのかも!?  それか話題にするまでもなく論外? (笑) ま、いいや。人それぞれ、好みってあるし〜。

 

 

 

写真でグラビアにしたバンドのエピソードも書いてないけどあります。ロニー・ジェームス・ディオは気遣いのできる人だし、撮影にもすごく協力的でメロイックサインも「先にやるかい?」なんてやってくれるんだよね。自分は背が小さいから「待て待て、俺が前に立つ」と笑いながら前に立って若いバンドのメンバーに指示を出す。若いバンドやアメリカのパンク・バンドからも慕われる理由は会えばわかる。と、いうのも文章では書けてなかったりと、書いても没になったりとか、いろいろあります。フィルムの劣化や編集の問題で二転三転して、本当にグラビアの写真も印刷ぎりぎりで差し替えたりとかね。ジョーン・ジェットの金髪写真だって本当はカラーで見せたかったけど、しょうがない。とか。

 


でも形に出来た。楽しんでもらえれば幸いです。2冊の本は大事な双子の子供みたいという表現をしているんだけど、55歳のひとつの区切りになった。みなさまのおかげです。プロモーションまだまだ頑張りつつ、ラジオの出演もあれこれいただいているので、自分の本(双子)、大事にしなきゃな。

 

 

そういえばネイキッド・ロフトを(撮影)現場にしたかったので、カメラのライト(傘)も立ててみました。本当はあれテーブルに置いておいたカメラのシャッターを切るとパシャってライトが光るようにセッティングしたのに喋るのに夢中でシャッター切り忘れました(カメラマンなのに…笑) そしてカメラマンなのに写真はみんなにもらったものをパクりました。すみません。

 

 

 


引き続き、プログはレンガの壁の前で仰天エピソード登場の『ThankyouRAMONES』のトークショーのことを書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 



            

     『Thank you RAMONES』トークショーの詳細 #2

2017.11.10 Friday

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

しゃべり倒す週末 ! !

 

 

明日、11月11日(土)は、池袋ジュンク堂で15時からトークショーを開催します。

こちらは無料。NYで撮影したファーストのレンガの壁の前に、80年代からRAMONES の来日を担当してきたプロモーター、SMASHの小川大八さんをお迎えして1時間のトークします。私は先週のCJと話したあれこれなどを話す予定。引退はいつなのか、今CJが考えていること、バンドのメンバーのこと、次のリリースがあるのか、ないのか、日本のファンのこと、向き合って話してきたので、時間の許す限り話します。

 

 

そしてゲストも登場です。このトークショーね、正直言って、私が聞きたい(笑)。2000階記念ライヴのくす玉を考えたのは誰?  とか大雪の日に成田へ行く車から形成電車に乗せた小川さんの心境は?  そしてどうして靴を脱いで座ってみるおざしき、浅草の常盤座でラモーンズのライヴを決行したのか?  などなど。ここぞどばかりにあれもこれも聞こうと思っています。スーパー貴重な1時間、ラモーンズ・ファンもロックが好きのあなたも、無料だからお聞き逃しなく。この際だから聞きたいことは質問しちゃいましょう。

席は予約して抑えられるそうなので、今すぐ03-5956-6111ジュンク堂池袋に電話して予約しましょう。

 

 

そして翌日12(日)はWOWOWで先日のCJラモーン東京公演でのライヴ映像を含む、ラモーンズ・ヒストリーという特集が放送されます。そちらもお見逃しなく。インタビューでは私も少しだけ答えました。またCJへのインタビューアを任されたので、ちょっとだけ深いことも質問できたと思います。カットされていなければ、新しいエピソードが観れるはず。お楽しみにー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

     『メタル現場主義』トークショーの詳細 #1

2017.11.08 Wednesday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

 


CJラモーンの来日ネタと写真は山盛りすぎて処理追いついていないので、とにかく週末にセレクトするのでしばしお待ちを…

 

 


今日はトークショーの宣伝ブログ。内容もちょっと教えちゃう。

 

 


11月10日(金)に、新宿の職安通りにあるネイキッド・ロフトでBurrn! 時代の旧友・増田くんとトークショー『メタル現場放題』をやります。

 

増田くんとミーティングをしたけど、彼の「現場ネタ」も登場することを考えると、取材現場の裏話しネタはもうお腹いっぱいってくらいある。のでたっぷりあれこれ聞くことはできると思います。ミーティングで増田くんと話していて、思い出して全部出したら3時間じゃおさまらないね、という結論に。さらには"いらんネタ"まで思い出し(…汗)。 当時の編集部の様子は私たちふたりのトークショーで少しは伝わるんじゃないかと思います。とにかくうるさかった、と。当時の編集部は基盤(メタル雑誌の)を作ることに必死だったので、毎日ああでもないこうでもないと、とにかくぎゃーぎゃーうるさかったと思う。私だけか? (笑) 私は地味に仕事しているタイプだったと思うけど、と書いておこう。どうせトークショーでバレる。

 


今だからバラす編集作業の大誤植っていうか、まあ、とにかく「ええ?」みたいな80年代の話をする予定。だいたい当時のバンドのロゴ、私が手書きで書いてたなんてみんな思っていなかったでしょ? 元上司とインタビューした時、「おまえ、お正月号についていたシールのRAVENの枠を1mmでもでかくしてやろうと線を引き直してたの本当?」と唖然としてました。謝罪も込めたトークショーになりそうな予感すらしますが、楽しく喋り(ばらし)ます。

 


私はこうゆうイベントを企む時、自分も楽しみたい。だからラモーンズの企画では、書店の中にレンガの壁を作ってみたりしたけれど、メタルでトークショーやるのは初めてだし、本のタイトルは『現場主義』なので、ネイキッド・ロフトを『(私の)現場=撮影現場』にしようと考えてました。トークショーのスペースをフォトセッションの現場に仕立てるのです。勝手にぱしゃぱしゃは撮らないのでご安心を。でも『現場』の緊張感を作ってみようかな〜と。

 

 

↓ちなみにこれはおとといのラプソディーを撮り終わったあと。かたずける暇なしで走ってライヴ撮影に突入@O-east。

 


そんなわけで、島忠で小道具を買ってみたけど、でかすぎた。むりやり車に乗せたけど取りだせなくなったりして(汗)

 

 

 

本に載せた写真以外のアナザー・カットも少し見せられると思います。それから原稿も書いたのに掲載できなかったバンドのエピソードもあるのです。どっさりと。だからそのあたりもしゃべっちゃおうかな、と。スレイヤーの話は取材現場では増田君と一緒だったので、エピソードはWになる予感。撮影する私とその現場を横で見ていた人とのトークショーですね。

 

 

それからプレゼントとお宝ベスト5に書いた物もテーブルに並べる予定。Tシャツは100万円のを着ていこうかな〜(笑)  みなさまも自慢のTシャツでお越しください。そしてじゃんけん大会かくじ引きかわからないけれど、プレゼントに私があなたのアー写をとりますコーナーもあるので、アー写にしてください。いつ使えるのかわからないが(笑)

 

 

ラプソディー・バージョンでいきましょうか!?

 


もう明後日だというのに、まだやりたいことがむくむくむと浮かぶので、当日増田君と決めます。19:30スタートで、延々と喋っちゃいま〜す。メタルは初だからやる気まんまん。あ、当日は本の販売もしますので、まだ買えていない人はぜひネイキッド・ロフトでご購入ください。サインでもハイタッチでもなんでもやります(笑) で。しつこいけど1ページ目の写真から見てね。それとラモーンズ本のカバー同様↓カバー剥がしてステージ裏ショットも見てー。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

マーティー、わざわざ本を持った写真で宣伝してくれてました。マーティはそうゆう人。いつも本当にありがとう! ! 

11月10日(金)ネイキッド・ロフトで19時半から。でもマーティーはいないからね。

 

 

 

そしてその翌日11日もトークショー...の内容は明日書きます♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

     CJとのオンザロード1週間無事に終了

2017.11.08 Wednesday


 

 


東京を皮切りに、名古屋、大阪、そしてファンクラブ・プレゼンツ、ラモーンズ・フェスティバル福岡に集まってくれたみなさま、お疲れ様でした〜。土曜日にメンバーを無事に成田に送り届けて終了しました。

 

 

帰国便の国際線に繋げる役割はプチプレッシャー。SMASHの山本君のアドバイスとおり「楽器を東京で手渡しで受け取りたい」と福岡のANAの人に言ったら「追加料金払わないと手渡しできない」とか言われるし、箱に入れるのも嫌々ながらで何だか意地悪だったけど(書いた・笑)、無事に成田に到着。それでまた各自で自分の楽器を持って空港バスに乗ってインターナショナル・ターミナルに移動してようやくチェックイン。ミュージシャンにとって機材を持って移動するのも仕事のルーティンワークなんだろうと思いつつ大変だなと思った。本人たちはケロっとしてたけど。

 


見送って帰宅したら私は疲れがでてしまい10時間以上爆睡。でもトラブルなく終えられて良かったです。ファンクラブの公演は支えてくれた福岡の友だちネットワークのおかげで本当に楽しい時間でした。それに集まってくれたファンと4バンド&DJチームのおかげ。福岡の48時間メンバーもファンもずっと盛り上がっていたと思う。オンも、オフも。ライヴ・レポートはまた書くけど選曲も各公演全部違ってCJのソロの集大成という感じ。メンバーはみんな人柄も良くてプレイもタイトで素晴らしかった。嫌なところが見つからないな。

 


福岡のことを先に書くけど、ファンクラブ公演は、前夜祭も後夜祭もBarSinisterAlleyの店長金丸くんの計らいで、アットホームで楽しいパーティになりました。ツアー中唯一のデイ・オフだったから、みんな深夜まで飲んでいて楽しそうだった。CJはいよいよジョニー・ラモーン化していて、帰りのタクシーの中で助手席に座る私の肩を叩いて「ファンはハッピーか?」と聞いてきた時はジョニーかと思った。ラモーンズ時代からそうだけど、集まったファン全員にサインして写真も全員と一緒に撮った。仕事だけどいつもえらいと思う。日本人のブロークンな英語もいつも真顔で聞いて理解しようとしてくれるとことかね。

 

ピート、カウンターの中側でサーバー握りしめてる(笑)

CJは「ばりかた」を注文。「硬いけどいいの?」と聞くと「細麺だからいい」...詳しすぎる。

 

 

 

福岡ではステージに呼ばれて紹介してもらったんだけど「ジョニー・ラモーンはユキにRAMONESが終わってもラモーンズのレガシーを伝えていくように言ったんだ」とまるで本を読んだのかという言葉をファンに話してくれて驚いた。最高にありがたかったです。

CJ サンキュー!!

 

 

photo by もにゃこ

 

 

それにしても、あれもこれも、伝えなきゃならないことがどっさりありすぎてどうしたらいいかわからない(笑)  まずは『Thank you RAMONES』を読んでくれてありがとう〜 !   CJ公演も控えていたし『I Love RAMONES』とはテンポも違うから読むのには時間がかかると思ってたけど、みんな「読みましたー」と会場で声かけてくれて驚いた。CJのことも軸になっている本だから、そのまま今の姿が目の前の様子が繋がったかな。CJは今回もラモーンズの曲の良さや楽しを再現してくれていた。末っ子ラモーン、すっかり、りっぱな大人になって目頭が熱くなる...はずだったんだが......↓

 


「福岡オフがあるから観光したい」と言うので太宰府あたりを考えていたという話から書こう。CJ、英語のサイトで調べてきたらしい犬鳴峠っていう心霊スポットに行きたいと言い出した。そこは地元の人たちみんながしかめっ面になるほどの恐怖の場所。車で行くと車体に手形がたくさんついてたりするといわれる心霊スポットなんて私はぜんぜん行きたくないので「車で2時間はかかるらしい」と嘘をついてみたが「英語のガイドには30分で行けるって書いてある」とかわされた挙句「じゃあ、自分でレンタカー借りて行く」と言うので、もうギブアップしました......で。CJとドラムのピートとマネージャーで向かってしまった。

 

 

ドライバーは今回もサポートしてくれた運転手のザイテツ君。その心霊スポットの恐怖のトンネル前で、みんなは降りて山の中に向かって行ったそう。その塞がれたトンネル前に1人車中に取り残されたザイテツ君から「みんな山の中に行きました。俺...今塞がれたトンネル前で1人なんですぅ」と泣きのメール。お清めの塩をサランラップに包んで持って行ってたけど、ザイテツ君の恐怖は計り知れません...気の毒すぎ。で。何時間後かに本人たちはしれーっと帰ってきたけれど、心霊スポットのたたりは翌日、ベースが壊れるというアクシデントに!? 繋がり、福岡は自分のベースが壊れたのでZEEZZのベースをお借りしたのでした。すみませんでした。でも山登る時は「ハッピー・ソングを歌おう」とか言ってたらしい←怖いんじゃないの? (笑)

 


福岡の話ばかりになってしまうけど、(順番に書きます)、今回も友だち・地元ネットワークに助けられてラモーンズ・フェスティバルは開催できました。宿泊したホテル、イルパラッツォの支配人はラモーンズ・ファンクラブの会員バッジをつけての登場でシビレました♡。支配人のことは本にも書いたけど、まさかのファンクラブ会員。そして宮崎からもバイカー仲間もサポートに来てくれたり、ex-BarRockNRoll Radio(現在福岡の宮崎の食事処どれみの店長)カズ君はじめ、新幹線ホームから機材の運搬やライヴ会場のセキュリティまで、彼らなしでは成立していません。私の右腕となって働いてくれて前夜祭や楽屋としてお店を提供してくれた、バーンの読者だったレミーつながりのBar Sinister Alleyの店長の赤毛の金丸君なしではラモーンズ・フェスティバルも開催できてません。金丸君本当にありがとう。

 

支配人の胸にFC会員バッジ(感激)

ジョーイをじっと見つめるCJ

 

 

曲のこと。アレンジされてたけど、セトリは曲が毎日追加されペット・セメタリー、ロックンロール・ハイスクール、ロックンロール・レディオ〜のボンゾと続く日替わりで鳥肌立ちました。今回のツアー・メンバーは昨年NY聖地巡礼ツアーに行った時にNYで見たラインナップだった。でもあの時より日本公演の方がキレッキレで音もタイト。ぜんぜん違って見えた。ライヴ・レポートは今週の2本のトークショーが終わったら写真をどかどかアップするので、首を長くして待っててください。

 


とにかく今回もCJを呼んでくれたSMASHには感謝です。福岡公演までやらせてもらい足向けて寝られません。前回もそうだったけど、ラモーンズ時代からの舞台監督のサーシャやSMASHの山本君(名古屋のピンヘッド)があれこれ機材のことや物販、借りたモズライトのケアまでしてくれて何というか、ビジネス・ライクじゃなくて愛情に溢れていて。そうじゃなきゃファンクラブの公演なんてやらせてもらえてないよね。マーチャンダイズの運搬は私がカメラ機材と一緒に運搬は無理だろうということで宅配で送ってくれたり、その箱を開けたらTシャツをつるすハンガーや養生テープまでちゃんと入っていて。私が福岡でやること多いからって、やることはこれとこれって先に教えてくれた。

 

 

SMASHじゃなかったら、あんな楽しいファンクラブの公演はなかったってことは伝えておくよ。そしてそのSMASHで80年代から終わりまでずっと至近距離でラモーンズをケアしてきた小川大八さんと11月11日に池袋のジュンク堂の壁の前でトークショーをします。みんな来てね。小川さんが見てきたラモーンズの姿は私も見ていないのです。ジョーイを病院に連れて行ったのも、大雪の日に成田に向かうのを途中で車から降ろして京成電車に乗せたのも、全部小川さん。本物のピンヘッドがステージに飛び出していくのを一番近くで見ていたのも小川さんですから。そして…なんと! 今回成田にCJを迎えに行ってくれたのが小川さん。驚。そんな至近距離でラモーンズを見てきた小川さんの話を聞ける絶好のチャンス。ぜひみんな遊びに来てください。無料です。席は限りがあるので予約は池袋のジュンク堂に電話してください。

 

 

支離滅裂だけど、最初の1本は書いた。次は『メタル現場主義』のトークショーのことをちょっと書かせて。このトークショーは新宿ネイキッド・ロフトを”現場”に仕立てて開催しようと思います。こっちはバーンの創生期の話から取材現場の裏話を旧友増田くんとしゃべり倒します。スレイヤーやエアロスミスは増田くんと取材に行っているので、裏話はWで2倍!?  詳細の内容は明日書くのでお楽しみに。プレゼントは私が撮影するあなたのアー写撮影の権利だよ〜(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

      池袋に『ラモーンズの激情』の壁再現

2017.10.21 Saturday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

『メタル現場主義』と『Thank you RAMONES』の宣伝に時間を費やす日々。2冊同時で大変だけど、自分の本だから宣伝してあげなきゃ。本のために。

 


『Thank you RAMONES』の発刊記念 ”展覧会” をジュンク堂池袋店の9階で開催してもらえることになり、今日(っていうか昨日)、本にまつわる写真を展示してきました。写真展ではなく展示です。出版社、そしてジュンク堂書店さんに感謝です。

 

 

10年以上前に、NYへ行った時『ラモーンズの激情』のレンガの壁を撮った。そのレンガの壁をジュンク堂・9階に再現しました。ついに会長自らレンガをつみあげた!?  という話ではなく…撮影した写真を引き伸ばして壁を再現したという意味。これは特殊な印刷で、出版社リトルモアの藤田君(『I Love RAMONES』の時も頑張ってくれた営業マン)の、「この展示にレンガの壁を作りませんか」という斬新なアイデアに乗っかった。本物の壁だから遠くから見たり、近くから見たり、ニューヨークを感じてください。ジョニーにもらったサイン入りポスターも少しだけ展示。写真は自由に撮ってください。SNSで世界中に発信しよう。日本に激情の壁があることを ! !

 


以前、書店でこの話をさせていただいた時、お店のエプロンをお借りして、とても楽しかったので、今回も「エプロンつけて作業したい」とリクエストしたら、なんと、エプロンに名札までついていた。しかも! このバーコードの数字を見よ! ! 

 

 

1974  1996   ラモーンズの活動年月(泣)

 

 

ラモーンズのことなど知らない店員さんのはずなのに、「何故この数字?」と聞くと「ウィキで調べました」って。粋な計らいに鳥肌たちました。「ゆきさんだから、部署の担当は写真にしようかなと思ったけど、やっぱり音楽だなと思って音楽担当にしておきました」って(笑)  おかげさまで良いスタートを切れました。小林さんほんとうにありがとう。

 

 

で。胸に名札をつけて脚立にのり、出版社の人とはりきって設営。いくつかはアナザー・テイクもあり、壁を作ったからには、ここをニューヨークのバワリー通りを肌で感じられる場所にした。NYに行ったことがない人でもそう感じてもらえるといいんだけど。だからジョーイのフレーバー。

 

 


それにしても...レンガの壁。飾った時の圧はすごかった。ファンもシビれると思う。普通のレンガの壁紙ではなく、『ラモーンズの激情』感がちゃんと生きている。1ヶ月展示させてもらえるので、ニューヨークが好きな人、なんとなくラモーンズが気になる人もふらっと時々、寄り道してみてね。9階は誰でも普通に入れる本屋さんのスペースだから、23時までやっているしね。私もふらっと行ってみようと思う。まずは日曜日の午後にでも行こうかな。この間、渋谷のRUDE GALLERYで飾っていたモズライトの写真も「これも一緒に飾ったらファンの人たち喜ぶでしょ」と提供してくれた。坂爪さんありがとうございます。

 

 

 


ジュンク堂池袋店はJR池袋駅(東口)の西武デパートがある方を出たら右にまっすぐ歩いて5分弱のところにあります。池袋がわからない人でも地上にでたらまずドンキホーテがあるから➡︎それを見たら右にまっすぐ➡︎SEIBUデパートの前をずーっと歩いて行くとでかい無印良品のビルがある。その先の交差点があるところにどーんと立ってます。

 

 


エレベーターもあるけど、エスカレーターで9階に行くと背中にニューヨークのバワリーのレンガの壁が登場するよ。ぜひ足を運んでください。そして本も買ってね〜。『I LOVE RAMONES』も置いてあります。10年経ってもまだ置いてもらえるありがたさ。。。

 

 


Thank you RAMONES』も10年後を見据えてというか、ずっと先を考えて今を書いた。前作と違うのは…私の姿が写真で登場してしまうところ。SNSならともかく自分が書籍に掲載されるのはあまり良いとは思ってなかった。だから前作はまったく登場しない。私が載るくらいならラモーンズの写真はどっさりあるのだからそっちを載せるべきと思ってた。だけど、今回は信頼する編集者、浅原さんの意見で「この本でユキさんが存在しないのはおかしい」となった。あれこれ考えてなんとなく折れた。頑固なので「嫌なもんは嫌だ」というタイプだけどちょっと考えた。ジョニーが『END OF THE CENTURY』でヒールに描かれていても「俺がヒールでもラモーンズが評価されるならいい」と言ったのを思い出し、自分が載ることで10年後に(あるのかわからないけど) この本を読む人が、聖地巡礼ツアーをした、ニューヨークの街で拡声器を手にする女の写真を確認するのは意味があるのかな…とは思った。正直よくわからないけど、そろそろ他人の意見に少しは耳をかたむけないと、ばちが当たりそうな気もして(笑)

 

 

それと、最近だけど...

 

 

自分が書籍に出ることを少し肯定させるヒントが、もう1冊の『メタル現場主義』で伊藤政則さんと対談させてもらった時にあった。会話の中に「70年代の終わりに日本にはまだ届いてないヘヴィ・メタルっていう音楽を知らせようと思った時、俺がガンベルトして街を歩かなきゃ、メタルがどうゆうものかわからないだろ?」だから手本になったんだっていう言葉がある。それを聞いた時に「かっこいい」って言葉が口から出た。メタルというジャンルを広めるために身をもって宣伝に徹したということ。あれを聞いてから、出たがりって言われるのもシャクだけど、やれることはやろうとは思えた。

 


2冊書いたことで、学ぶことがいろいろあった。ロック好きならどっちも楽しめる気はするので、ジュンク堂池袋店で手にとってぺらぺらと見てみてください。そして『メタル現場主義』も『Thank you RAMONES』もトークショーもあるのでまたお知らせします。これもかなりおもしろいトークショーになるはず!?  まずは池袋で本を手にして壁を見てきてくださいね。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

      本2冊執筆終了『Thank you RAMONES』

2017.10.17 Tuesday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

 

 

 

 

完結 ! !

 

 

 

I Love RAMONES そして Thank you RAMONES。ニコイチの本で完結です ! !

 

 

 

10年前に書いた『I Love RAMONES』は、「(僕も私も)ラモーンズが好き」と、思っている人に読んでもらいたくてつけたタイトルでした。今回も同じ思いでつけました。ラモーンズにサンキューって言いたい人に読んでもらえればいいなと。『Thank you RAMONES』は記録の本。とにかく今、もうオリジナル・メンバーはみんな天国にいる。それでも、明日ラモーンズを好きになっても、ラモーンズがいつまでもずっと身近な存在であればいいなという気持ちで書いた本。

 


『Thank you RAMONES』は、1996年に終わったバンドを好きになるこれからのファン。今のファン。過去にライヴで汗まみれになって楽しんだ思い出を持っているファンを頭に置きながら書いていった。RAMONESは多分10年後も誰かがCDを手に入れてきっと聴き継がれていくと思うから、その時に『Thank you RAMONES』を手に入れた誰かが読んでも、その時も楽しめる本にしたかった。日本でその後、何が起きたのか。1人で頑張るCJのことも書いたし、途中で路頭に迷うファンクラブの会長の気持ちも書いた。
もちろんファンの数だけいろんな思いや見え方があるのは間違いないけれど、ファンクラブの会長が見たり聞いたり、手にした事実を生前ジョニーに言われてきたとおり「正しくラモーンズを伝える」ための本になっている(はず・笑)

 


だから。。。

 


2016年に会員を連れて決行したNYとLAの聖地巡礼ツアーで行った場所の記録は全部残した。メンバーのお墓や思い出が残っているカリフォルニアも。メンバーはもういないけど、ジョーイのお墓や、白く塗られてしまったファーストのレンガの壁や『ROCKET TO RUSSIA』のジャケの場所、『TOO TOUGH TO DIE』のトンネルやジョーイ・ラモーン・プレイスに、あなたがひとりでも行くことができるように記録したのでもう大丈夫 ! ?

 


だって、みんなレンガの壁の前に立ってみたいでしょ?  それにジョーイのお墓に手を合わせに行きたいよね?  それは今すぐじゃなくても、いつか簡単にできるってことだと思う。ジョーイのお墓はマンハッタンのバス乗り場から15分。なーんにもない代々木公園みたいなとこだけど、イーグル・ロゴのTシャツを着て行けば、道に迷っても誰かがきっと声をかけてくれる「ジョーイのお墓に行きたいの?」って。天気の良い日に朝から行って欲しい。それでお墓の前で体育座りをしてサンドイッチでも持ち込んで耳にヘッドフォンしてジョーイの歌を聴きながらぼ〜っとしてみて。1時間じゃ足りないよ。暖かい空間でジョーイと向き合える場所だから。お墓なのにリラックスできていつまでも居たいと思ってしまうすごいポジティブなエネルギーが優しく渦巻く場所。近所だったら、嫌なことがあった日は帰りに寄り道したいくらい(笑) 少なくともラモーンズのファン、ジョーイの歌や曲、人柄に魅了された人にとっては。お墓だけど。

 

 


そんな頼れる( ? )本になってくれという思いも込めて書いた。でも書いたけど、CBGBだって無くなっちゃったわけだからもしかしたらレンガの壁が叩き壊される日が来るかもしれない。でもジョーイのお墓はきっとある。セントラル・パークの中のトンネルもたぶんある。残るものも絶対あるから、10年後に読んでも楽しめる本。そう思ってます。そしてその”いつか”が、まだまだ先でもこの本でラモーンズを身近に感じてもらえたらお墓参りに行けずとも、頑張れるっていうか、夢は本の中にはあると思うので。

 

 


そして ! !  本にはおまけがついてます。まずFCの会員にはカバーをめくってもらうと裏側に印刷がしてあるから、それを楽しんでください。どうして”それ”なのかはまた本が発売されたら書きます。(会員はHPから購入できます) そして1995年のリアリティを味わってもらうためにラスト・ツアーでファンが思いのままライヴの感想を書いてくれた会報LOCOPRESSを一部抜粋して一番後ろのページにくっつけました。会報っぽく。まあ当時の会員は持っているかもしれないけれど、こんな形で本にくっついちゃうなんてってことも楽しんで。袋とじじゃないから誰でも見られるよ(笑) 

 

 


『I Love RAMONES』を作ってくれた編集者、デザイナーさんとのタッグは最高でした。デザイン、色へのこだわりはもちろん、ページの構成や写真の意味や並びまでこだわってくれた。ポイントは私が死んだあとでも伝わるか!?  みたいなこだわりで(笑) アマゾンで立ち読みも見れます。

 

 


そして最後に報告 ! ! !   NYにすぐに行けないファンの為に池袋のジュンク堂書店の9階に、私が昔撮影したNYのバワリーの本当のレンガの壁の「写真で壁」を作ります。同じ大きさでね。だからみんなそこに立ってみてください。21日から池袋のジュンク堂で1ヶ月間、ラモーンズのレンガの壁と聖地巡礼写真を飾るので、みんなそこでRAMONESのバワリーとブリーカー・ストリートをちょっとだけ味わってみて。またお知らせします。壁つくり職人(私)、頑張りまーす ! !

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            

      本2冊執筆終了:『メタル現場主義』

2017.09.30 Saturday

JUGEMテーマ:ROCK

 

 

 

 

 

やっと ! ! ブログ復活。

 


ずっ〜と本を書いていました。しかも2冊も...(@ @;)    どっちのフライヤーにも「10万字書き下ろし」っていうコピーが書いてあるんだけど、x 2 だから20万字書き下ろしたってことに……普段使わない右脳だか左脳だかの筋肉ついたかも。しかしカメラマンの分際で本を出版させてもらえるなんてありがたい話。もう一生懸命書きました。「書きましたじゃね〜よ、当たりまえだろ」って怒られるかもだけど、いや、もう、ここぞとばかりなんですよ。(脳の)基礎体力がない私が最後まで走ったっていうか、完走できたっていうか…とにかく両方とも大事な2冊には間違いない。だからちゃんと1冊づつ紹介したい。自分の本だから、自分できちんとしてやらないと。

 


まずは『メタル現場主義』のこと書きます。

 


私は20代の時にシンコー・ミュージックで創刊されたHM専門誌の専属グラフィック・デザイナーとして働いてました。NYへ行っちゃうまで。そんな『BURRN!』という雑誌で紙面を作ってた私が、いつ「写真を撮りたい」になったのか?  それは88年に来日したあのバンドがきっかけです。ラモーンズでもレイヴンでもない。…という話をはじめ、撮影エピソードからバンドへの思い入れをたっ〜ぷりと書きまくりました。60バンドも。メタル・バンドだけでももっと撮っているけど全部書ききれなかった。だから「ユキさん、あの時あのバンドのライヴ会場にいたじゃん?」と思う人もいるかもしれないけど書けなかったバンドは...仕方ない。フィルムが劣化していくのをルーペで見てビビりながら、自分の記憶が劣化する前にフィルムで撮影した時代のことを(も)あれこれ書き残しました。

 

 

 

内容を少し紹介すると、スリップノットがグループ・ショットの撮影現場にマスク忘れてやってきて「今すぐとりに行ってこいっ」と命令した話とか、密着取材で垣間見たとあるミュージシャンの素顔とか、メタリカのラーズの目力とか、歌詞は凄いDEATHなのにそうゆうのまったくダメなバンドだったネタとか、デイヴ・ムステインにけちょんけちょんにいじめられた話とか(撮影と関係ないけど...)、独断と偏見で選んだイケメン・ベスト10♡とか、メタルに特化しカメラマンの自分という立ち位置はぶれることなく。でも「笑」多い。

 


そして自分にメタルを聴くチャンスをくれたお二方にもインタビューを申し込み、さらには「それも撮り下ろしたい」とお願いし、伊藤政則さんと元上司の酒井さんを撮り下ろさせていただきました。撮り下ろし写真はミュージシャンの撮影と同じようにコンセプトを考えて撮影したある意味Exclusive!  このコンセプト、メタル・ファンなら「おお、そうきたか」と分かってくれるんじゃないかな。伊藤さんには、私が通ってた新宿ツバキ・ハウス時代のことから取材のエピソードまで。元上司の酒井さんには、以前ここで私が書いた “お正月号に何故シールが付いてるの?“ が好評だったので、今さら知りたかったことを聞きまくってきました。

 


そしてこの本には、もうひとつ自分的に重要なポイントがあって…それはカメラマンもデザイナーも編集者も女性。女性の視点で作ったメタル本という点。これは意味があると思います。男性編集者だったらOKが出ないポイントっていうのもある。写真のセレクトも。カメラマンも今でこそ女性も多くなったけど完全に男社会。その中で個性をどう出せるかも大事だと思っているので。丁寧で優しいメタル本になったかな?

 


デザイナーの浅井さんは私がグラフィック・デザイナーだった80年代のリアリティを出すために昔の『BURRN!』を見てテイストを吸収してくれた。派手派手に作っちゃったからね〜当時の私(笑)  でも彼女はメタルをスマートでかっこよく見せてくれてますよ。そして元MUSIC LIFEの編集者、赤尾さんとのタッグは科学反応を引き起こしているかもしれません。いや、私は頑固な上にわがままだからただ赤尾さんが大変だっただけかも。でもクリエイティブなことは、どんどん新しい人や物事との組み合わせが大事だと思うし、エンタメは作る側も楽しくなけりゃ伝わらない。そこがうまくいったと信じてます。楽しい本は読み手にも伝わる。大変だったけどすごく楽しい作業でした。と書いてるけど校正はまだ続いてる… 

 

 

構成も写真も何度も差し替えて、カッコよく見えるページを目指しました。この本は、作っていくプロセスも含めておもしろかった。発売前にまた本の制作裏話しを書きますね。ぜひ買ってくださ〜い。続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



            
calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
2008JUGEMキャラコングランプリ
キャラクターデザイン:磯崎洋助/「おしゃれひつじ」